コミュニティ研究Ⅱ「地域活性化コース」ゲスト講師による講演(担当:芹澤高斉教授、八田和子准教授)

 コミュニティ研究Ⅱ「地域活性化コース」では、6、7月に続き、9月17日(金)4時限目に、外部講師による講演会を行い、学生15名が参加しました。講演は、銚子市観光大使を務める和泉大介さんのコーディネートのもとでおこなわれ、今回は、銚子海洋研究所長の宮内幸雄さんに、オンラインのビデオ通話システムを通じてお話していただきました。
 宮内さんは、水族館に勤務された後、「銚子海洋研究所」を立ち上げられ、イルカやクジラのウォッチング事業を20年以上行い、銚子を訪れる人々が海の野生生物に親しみを持てるような体験活動を展開しておられます。その中で、海洋ゴミによって傷ついたキタオットセイやツチクジラに出会い、「海洋ゴミをなんかしなければ!」と思い立たれ、昨年の8月から毎月、海洋ゴミを回収する活動にも取り組まれています。豊かな銚子の海を守り、持続可能な地域社会をつくっていきたいという熱意が伝わるお話でした。
 学生たちからは、新型コロナの影響や海洋ゴミの内容、活動体験者の意識の変化などについて質問があり、これに宮内さんは丁寧に答えてくださいました。また、和泉さんからも貴重なコメントをいただきました。
 お忙しい中、学生のために貴重な学びの時間をつくってくださった、宮内さん、和泉さんに心より御礼申し上げます。(文責:八田)


2021年10月

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