センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

児童心理司になる夢に向かって
好奇心とチャレンジ精神を忘れずに学びを重ねる

小高 成美さん
総合福祉学部 実践心理学科 3年生(2023年取材時)
志学館高等部 出身
心理_web_小高

オープンキャンパスに3回参加!「箱庭療法」の模擬授業が印象的だった

高校1年生のときに、188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@のオープンキャンパスに初めて参加しました。とても充実した内容だったので、その後も毎年参加。大学のおおらかな雰囲気や、アドミッションスタッフの親切な対応に心を惹かれたのも、入学の決め手になりました。
 
志望学科は、社会福祉学科と実践心理学科の二つで迷い、最終的には模擬授業を受けた印象で決断しました。特に心に残っているのは、実践心理学科の模擬授業で「箱庭療法」を体験したこと。箱に入った砂の上に人や植物、建物、乗り物などのミニチュアを一人ずつ順番に配置し、共同で一つの世界を完成させるというグループワークだったのですが、グループごとに全く違う雰囲気の箱庭が完成したことに興味を覚えました。
 
心理学科では箱庭療法以外にも、さまざま療法や心理検査を学ぶことができます。専門分野は多岐にわたり、自分の興味関心に合った領域を発見する楽しみがあるのも大きな魅力です。

実践的な実習で、子どもに関わる心理職への想いが強まった

オープンキャンパスで模擬授業を受けた箱庭療法については、3年次の「心理演習」でも専門的に学びました。箱庭を作るだけではなく、心理職として作り手を見守る役割も体験。自分にはない発想や世界感で箱庭が作られる過程を見て、心理の奥深さを実感しました。
 
また、3年次からは発達臨床研究センターでの実習が始まりました。発達に気がかりのある子どもに治療教育を行うこのセンターでは、座学だけは得られない知識とスキルが身につけることができます。私は、手先の運動が苦手な子どもに対して、豆を使ってさまざまな遊びを一緒にしました。「トングを使って、豆をここからここに移してみよう」「種類ごとに分けてみよう」などと、コミュニケーションを取りながら練習を重ねたところ、みるみるうちに上達。その成長を見守るのが本当に嬉しく、卒業後は子どもに関わる心理職に就きたいと考えるようになりました。

卒業論文と公務員試験対策に集中し、悔いのない大学生活を

現在は、公務員試験に向けた勉強に取り組んでいます。公務員は、高校生のときから何となく思い描いていた夢の一つですが、188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@での学びを重ねるうちに、公務員の中でも「児童心理司」という具体的な目標を見つけることができました。今はこの目標に向かって、努力を重ねているところです。
 
同時に、卒業論文の執筆にも注力。ゼミで論文の書き方の指導を受けながら、これまで学んだことの集大成となるような中身の濃い論文を書きたいと思います。
 
188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@は、講義のみならず、実習やボランティア活動などを通して、実践的に学びを深めることができる場です。さまざまな体験が待ち受けているので、これまで興味のなかったことに関心を持ったり、チャレンジしたくなったりすることがたくさんあると思います。そのときの自分の気持ちに正直に行動することで、きっと楽しく充実した日々を送れるはずです。みなさんにとって、実りの多い4年間になることを願っています。