歴史学科 板橋区立郷土資料館で古文書の読解に挑戦!

  皆さんこんにちは!歴史学科2年の久保池です。


 私たち歴史学科Aクラスは歴史調査実習のフィールドワークで板橋区立郷土資料館に行ってきました。

今回担当していただいたのは同館の小松先生と河野先生です。



 冒頭に小松先生の30分ほどの講義がありました。

郷土資料館の概要や収蔵資料と収集方法など教えていただきました。

この郷土資料館には板橋区に関する考古や歴史、民俗などの資料が約7万点あるとのこと。

とても多いですね。驚きです!


 次に今回メインの古文書を読みました。

二人一組で一つの古文書を解読します。

本物の古文書に触るのは初めてなので、終始ビクビクしていました。


 

 当時の古文書は柔らかい質の和紙で、紙の質は本当に繊細です。

しわがあったり、虫食いの穴があったりと破損しないよう慎重に扱いました。

はじめは何が書いてあるかさっぱりわかりませんでした。


 頭を悩ましてると途中で田中先生が「ヒントは古文書の封筒に書いてある」とのこと。

そこから日付や差出人がわかりました。しかし、肝心の内容が全然読めない…。

結局は田中先生や小松先生にほとんど教えてもらいました。



 その時、「なるほど!」、「いわれてみれば!」とわかった感動でつい声が出てしまいました。

実際に読めるようになると、面白いものだと実感できました。


 

 

 今回のフィールドワークで貴重な資料を扱う緊張感、本物の古文書を解読するという貴重な体験をすることができました。

板橋区立郷土資料館の皆様、貴重な機会をありがとうございました。



2021年10月

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