第34回日本保健福祉学会学術集会を開催!

日増しに爽やかな秋の風を感じる季節となりました。秋といえば、食、スポーツ、芸術など様々な楽しみがありますが、研究成果を発表する「学術集会(学会)」が多く開催される季節でもあります。

今年は、10/2(土曜)に看護学科地域看護学領域の渡邉多恵子先生が大会長となり、オンラインによる「第34回日本保健福祉学会学術集会」を開催しました。

テーマは「AI時代の保健?医療?福祉」です。難病を抱えた方が活躍する「分身ロボットカフェ」を提案した吉藤オリィさんの特別講演をはじめ、著名な先生方のシンポジウム、新進気鋭の研究者らによる演題発表など、オンラインながら大変な盛り上がりを見せました。

オープニングセレモニーでは本学マスコットキャラクターのシュクトクマやチーバくんも駆けつけました。また、茂野香おる学部長のご挨拶の他、栄養学科の瀧公介先生、土谷庸先生にも座長を担っていただくなど、看護栄養学部あげての開催となりました。

さらに、当日の運営には看護学科2年生~4年生の計7名が学生ボランティアとして、大活躍してくれました。学生は多くの刺激を受けたようで、「これからの勉強をより一層頑張りたい(2年生)」「卒研の参考になった(4年生)」など、嬉しいコメントをもらいました。


当日の様子を、いくつか写真とともにお届けします。

学術集会本部。オンラインのため、教員?学生がPCと向き合い運営しました。

 

オープニングセレモニーは第2キャンパスのベランダで。楽しく打ち合わせをしている様子です。

 

3年生。タイムキーパーを担っていただきました。

 

最後に学術集会運営メンバーで集合写真。マスク越しても伝わる、いい笑顔と達成感!

(すべて感染予防に配慮した運営?撮影を行っております)

 

学術集会は無事、盛会に終わりました。

当日は外国人留学生の方々も多くご参加いただき、国際的なディスカッションも行われました。参加者のブログがありますので、紹介します。(ブログはこちら⇒)

 

ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げますとともに、大会長の渡邉先生、運営の皆さま、本当にお疲れ様でした。

今後も188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@看護栄養学部は、教育研究活動に邁進してまいります。

みなさんこんにちは!

季節は9月に入り、夏から秋へと季節が変わり始めようとしていますね。
夏休みはいかがでしたでしょうか?
きっと、勉強や部活、進路に向かって様々な活動に励まれたかと思います。

さて、本大学も、いよいよ後学期が始まろうとしています。
栄養学科を覗いてみよう企画として、今回は通年で行われている4年生の卒業研究にお邪魔しました。

卒業研究では、3年生までに授業や臨地実習で身に着けた知識やスキルをもとに、配属となった各研究室で担当教員と一緒に研究テーマに取り組みます。

その中で今回は、主に生化学や分子栄養学などを担当されている土谷 庸(つちや よう)先生の研究室をご紹介します!

研究内容については、土谷先生が以下にわかりやすく説明をしてくださいました。
〈筆者は文章の途中でコメントを加えています。〉

 

私の研究室では、食物繊維が健康に及ぼす効果を調べる実験をしています。
お通じが良くなることで知られる食物繊維。
私たちはリンゴやかんきつ類に含まれるペクチン、ヤマイモやゴボウに含まれるイヌリンに注目し、その性質や役割について調べる研究を行っています。今回はその内容の一部を紹介します。

まず食物繊維の性質を調べます。
食物繊維を含む液体は粘性(粘り気)が高いと言われているので、実際に食物繊維成分であるペクチンやイヌリンが入った溶液の粘性を測定する実験を行います。下の写真のようなガラス器具(オストワルド粘度計)に液体を入れ、粘性を測定していきます。

下の写真は粘性測定の様子です。37℃に温めた状態で、ガラス管内を流下する時間をストップウオッチ片手に測定することで、粘性測定できます。粘性の高い液体ほどドロッとなるので、ガラス管を流下するスピードが遅くなります。

〈土谷先生、学生共にとても集中して測定をしていますね…!撮影で参加していた私にも緊張が走りました!〉

次に、食物繊維が消化酵素のはたらきに及ぼす効果を調べます。今回は、食物繊維を加えることで糖の分解酵素の働きがどのように変わるのかを測定しました。

試験管に必要な溶液や試薬を入れ、恒温槽で消化酵素の反応を進めていきます。

〈学生は、マイクロピペットを久しぶりに手に取り緊張している様子でしたが、慣れてきたらとても上手に操作していました!〉

糖の消化分解によって生じたブドウ糖の濃度を測定します。測定値はホワイトボードに記録し、値をもとに、食物繊維が消化酵素の働きに影響を及ぼしているかを後ほど分析していきます。

私たちが普段食べている食品成分や栄養素の役割について、授業や参考書で調べるだけではなく、実験を通して理解していくという面白さがあります。食と健康増進のつながりを明らかにしていけるよう、今後も研究を続けていきたいです。


土谷先生、ありがとうございました!

今回お邪魔させていただき、先生と学生で積極的にコミュニケーションをとっているのが大変印象的でした。

先生と学生で、テーマに沿って様々なことを検討していくのは貴重な経験です。

そして、卒業研究を通して得た考察力やスキルを、大学卒業後の社会人生活でも大いに発揮してほしいです。

看護栄養学部は、松ヶ丘中学校地区地域運営委員会に加盟しており、地域に根差した活動を心掛けています。同委員会に加盟する千葉県立千葉南高校、千葉市立松ケ丘中学校の生徒さんを対象に、8月3日から13日まで「図書室開放ウィーク」を開催しました。

 この取り組みは、本学の所有する教育資源を活用していただき、学習意欲や興味関心の向上のお手伝いをすること、大学を身近に感じ、将来の選択肢の拡がりに貢献することなどを目的として開催するもので、昨年度に引き続き2回目です。

本学部の図書室は、看護、栄養、医療の専門書だけでなく、一般書や、医療情報をわかりやすく解説した絵本?漫画?雑誌等も含めて多くの蔵書数を誇っています。また、緑が見渡せる開放感のある室内は、集中して読書や学習をするのにとてもよい環境にあります。

また、今年度は、利用する中高生に向けた推薦図書の紹介や利用案内等を学生ボランティアが作成し、歓迎の気持ちを表しました。

「図書室開放ウィーク」に参加された生徒さんの感想(抜粋)です。大変好評でした。

  • 図書室が綺麗に整っていてすごく気持ちよく使わせて貰いました。消毒や健康チェックなどコロナウイルスの予防にも徹底していて安心して使えました。
  • 図書室解放のお陰でとても勉強がはかどりました。先生方も優しく何気ない話ができたことが嬉しいです。今回なかなかできない体験をさせてもらったことに、とても感謝しています。ありがとうございました。

  • 室内はとっても静かで涼しく、一つ一つの机にライトがあるなど、学習環境のよさに驚きました。

  • 今後も開放を続けてほしいです。友達にも勧めたいと思います。

 

188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@看護栄養学部は、今後も地域の皆様への貢献活動を積極的に行ってまいります。

 

私たちの大学生活について

みなさん、こんにちは!

8月号のブログを担当します、188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@看護学科1年の「カマ」と「カワ」と申します!

8月になり、私たちも夏休みに入りましたが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。コロナウイルスの影響で不要不急の外出が制限されており、今も尚、感染拡大が続いています。今後も一人一人感染対策を徹底して、楽しい夏休みを送りましょう。

入学当初は、コロナの影響などもあり不安と緊張でいっぱいでしたが、実際に大学生活を送ってみると沢山の友人に出会い、看護学生として互いに助け合う大切さに気付くことができました。また実習を通して、身をもって看護師の仕事を体験し患者さんと接したことで、看護学生としての自覚の芽生えた4か月でした。

今回は、4か月過ごした私たちの大学生活について紹介したいと思います!

まず、初めに課題について説明します。

  • 高校の課題は、先生に指定されたページを次の授業までにこなしておくというものでしたが、大学は先生から指定されたテーマと文字数を基に、レポートをパソコンで作成し、主にネット上で提出を行います。
  • 事後課題だけでなく、事前課題もあります。次の授業の予習をし、ネット上で提出を行います。この事前課題を行うことにより、講義の内容を深く理解することができるため、事前課題にも真面目に取り組むことが大切です。
  • 自分が履修しているものにもよりますが、課題点が単位取得のための評価基準を多く占める講義もあります。
  • どの課題も提出期限を過ぎてしまうと先生に受け取ってもらえないため、提出期限の確認を友人と行ったり、期限を忘れないようにメモを取ったり計画的に進めていくことが重要です。

もちろん試験も大切ですが、課題をしっかりとこなすスキルも必要になります。講義の学びを課題で再認識することで、国家試験の対策にも繋がります。1回1回の課題を大切にしましょう!

次は実習(1年生の基礎看護学実習Ⅰ)についてです。

  • 実習に行く前に学内演習を行いました。そこでは、病院内で実際に行われている徹底された感染対策方法について学びました。手の汚れ(洗い残し)が可視化できる専用のローションを使用し、普段から適切な手洗いが出来ているか検証を行い、正しい手洗いの方法を再確認しました。また個人防護用具(PPE)の着用の仕方や、その時の状況に応じた感染防止対策について学びました。

  • 病院実習では担当看護師さんと病棟内を回り、看護師の仕事を間近で見学しました。また、患者さんの立場ではなく看護学生としての立場で病院に向かい、いつもとは違う緊張や不安がありました。しかし学内で学んだことを活用することができ、看護学生として必要な基本的スキルを体験し、学ぶことができました。

  • 実習後のカンファレスや講義後のディスカッションでは、グループ内で体験や意見の共有を行ったことで学びを深めることができ、他者の視点を取り入れた考え方を身に付けることができました。また、多くの学生と関わる機会になるため、話したことがない学生とも仲良くなるきっかけになりました。

188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@が蔓延しているため、自己管理の一環として健康観察を毎日行い、2週間の自粛生活をしたおかげで病院実習に行くことができ、様々な体験と学びを深めることができました。このように無事、病院実習に行くことができたのは、コロナ禍であっても快く受け入れて下さった病院の方々の協力があったからです。

初めての実習で学んだことや感じたことを無駄にすることなく、今後の学習に生かしたいです!

コロナ禍で制限されることが多くありますが、感染対策を徹底することで大学にも行くことができ、非常に楽しいキャンパスライフを送っています!夏休み明けにみんなに会うのが楽しみです!

以上、「カマ」と「カワ」でした!

 

こんにちは!季節は夏へと変わり、暑さが厳しい日が続いています。本学は前期の授業が終了し、夏休みを迎えました。

今回は3年生前期に履修する『栄養教育論実習Ⅱ』の実習を紹介します。この実習は、2年生後期に履修する「栄養教育実習Ⅰ」、同じく3年生前期に履修の「栄養教育論Ⅲ」の知識を基に学修する科目で、対象者の行動変容に必要な行動科学理論や、カウンセリングの視点?技法等について、事例や体験学習を通じて理解し、様々な場面で適切なコミュニケーションがとれるようにすることが目標になっています。

全15回中、第13?14回目の実習では、個別の栄養教育について、体験学習を通して学ぶために、教員がクライエント役となり、ロールプレイによる個別の栄養教育を実践しました。

 


この実践をした学生からの感想として、

「クライエントを目の前にすると早く言葉を返さなければならないという焦りから、聞くだけ聞いて、答えについてあまり考えられずに次の話題に変えてしまった。緊張や焦りから思っていた通りのカウンセリングが全くできなかった。」

「クライエントの問題点や目標を見つけるのに必死で、クライエントへの共感や受容の態度を取るのがおろそかになってしまった。」

「事前に準備をしていたにも関わらず、質問しようとしていたことや、準備していた資料を全く使うことが出来ず、自分の勉強不足を痛感した。」

「講義を聞いていると自分もできるかなと思っていたけれど、実際にやっていると自分の知識の少なさを実感し、もっと勉強する必要があると思った。」

「準備性がどの段階かを見極めるための質問をすることの難しさを感じた。」等があり、自分の思っていた通りに進めることが出来なかった残念な気持ちや、反省がありました。


また、「日常生活において、コミュニケーションや質問を積極的に行い、会話力を身につけていきたいと思った。」「自分の知識を伝えるのではなく、その人のことをよく見て、それぞれに合った対応をしていくことが大切だと思った。」「クライエントにも考えていることや思っていることがたくさんあるということを学び、クライエント主体で問題解決をしなければならないと実感した。」「クライエントは言いたいことや悩みをストレートに言わず、遠回しに言ってくるように思った。クライエントの発言から、クライエント自身の本当の心理を読み取らなければならないと感じた。」、等の感想もあり、この実習を通して、新たな目標や今後の自分に必要なことに気付くことも出来たようです。

コロナ禍で実験実習の実施には一部制限がありますが、その中でも学生たちは、様々なことを体験?経験し、学びを深めています。

今年も仏教看護論が開講されました!!

188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@看護学科の独自の学びの一つに「仏教看護論」があります。

今年も浄土宗光照院の住職であり、臨床佛教研究所研究員も務められている吉水岳彦先生に講義をしていただきました。

仏教看護論では、第一回目の講義で宗教について正しい知識を身に付けることから始めていきます。

その後、大乗仏教の教えについて学びながら、病むことや老いていく過程で体験する「喪失」や「苦しみ」の意味を考えるために、「遺書作成ワーク」や「傾聴(敬聴)ワーク」などにも取り組みました

私たち、看護師の仕事は人の生老病死に向き合う仕事です。とても責任も重い仕事ですし、対象者の「苦悩」に共に向き合うことから共感性疲労もとても強い職業といわれています。

そのため、仏教看護論では、看護の対象者のみならず、自分自身を大切にすることの大切さを学ぶために「慈しみの瞑想」など、セルフケアの方法についても学びました。

学生の学びの一部です

  • 本当の意味で「相手に寄り添う」ということの意味を深く考えることができた。

  • 患者の心の「苦しみ」や「怒り」、「痛み」などを安心して表出できるような環境を作っていくことも看護師の大切な役割だと思った。

  • 仏教看護論の講義では、当たり前のことを当たり前と思わず、周囲への感謝の気持ちや思いやりの気持ちを持つことの大切さ、尊さなどを感じた。

  • 自分のことも相手のことも同様に、心から大切にできる人間になりたいと思った。

  • 今まで自分は「死」というものに向き合ったことがなかったが、看護の対象者は、「死」と向き合っている方々も多く、学生時代に一度「死」というものと真剣に向き合うことができてよかった。

今年も仏教看護論を通して、看護師として、一人の人間として、生きていく上で、とても大切な事柄をたくさん学ぶことができました。

 

これらの学びや気づきを忘れず、たくさんの人の心を照らせる人になっていってくださいね。心から応援しています。

皆さんこんにちは!

 

5月に、「保健師課程特集!」と題して保健師についての内容を記載させていただいた、看護学科3年 向日葵と百合です。

 

2021年も半年が過ぎ、これから夏を迎えようとしています。コロナ禍も続き、様々な制限の中で新たな生活に適応しようとしている事だと思います。

マスクの着用が当たり前になっている中で、着用自体がストレスに感じてしまう季節ですが、今はみんなで感染拡大を徹底して乗り越えていきましょう。

「言われなくても徹底してるよ!」と言った声がたくさん聞こえそうなので、固い話はここまでにして???(笑)

 

さて、看護学科3年生の向日葵は男子学生で、百合は女子学生です。

そこで男性目線?女性目線から看護学生の日常を紹介させていただきたいと思います!

 

初めに、向日葵から男子看護学生としての日常をお話しさせてもらいます。

 

高校生の皆さん、特に男子高校生の皆さん!

看護学科は女性が9割を占めており、年々増えてきていとはいえ今もまだ男子学生は少ないのが現状です。確かに、私も入学式では女性の多さに圧倒されました…。

 

ですが、忙しい日々の中で講義や実習と、たくさんの同級生とグループを組み共に学ぶことで、自然と友好関係は築くことができるので何も心配しないでください!

何よりも、看護師になりたい!という同じ思い、夢の実現のために努力することはかけがえのない素晴らしい経験であり、自然と性別を超えた強い友情へと繋がると思います。


一足先に女性社会を経験した男子学生として、胸を張って言えることです!

 

続いては、百合から女性目線のお話です!

私は女子大学生3年生の立場から、友好関係について話していきますね。

 

最近は男子看護学生も増えてきてはいますが、やっぱりまだ女子看護学生の方が断然多いですよね。

 

この188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@の看護学科も同様に、女性の方が多いです!

そこで懸念されるのが…「女性社会は怖い」ということではないでしょうか?

私も実際、入学前は不安や緊張が大きく、友好関係を築くことができるのか心配していました。

 

しかしここで、私の一意見として言わせていただきます。

決して怖がることはありません!!

 

たしかに仲のいいグループに分かれたりはしていますが、授業内でグループワークを行うことが多いため、多くの学生と関わることとなります。そこで話が弾んで新たに仲良くなることも実際にあるので、ほとんどの人と話す機会が設けられます。

私はそこで新たに話す人の特徴やいい所を見つけるのを楽しみにしています。

 

私の卒業までの目標は、同学年全員と話をすることです(笑)。

これを目標に、今後も学校生活を充実させていきたいと思っています!

 

これからも、看護学生の生の声として様々なことを発信していきたいと思います。

 

以上、向日葵,百合でした!



188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@ 3 年 7 月 10 日(土)に188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@校友会との共催で、卒業生の集いを開催いたしました。


詳しくはこちらをご覧ください。

こんにちは!

梅雨入りをし、安定しない天気が続きていますが大学では感染予防をしながらも、対面で授業を行っています。


今回は1年生前学期に行われる『調理学実習』をのぞいてみましょう。


調理学実習は、基本的な調理操作や調理器具や機器の使い方等など調理技術の体験と習得を目的として実習を行っています。


今回の授業内容は洋食の料理で、コンソメスープ、コートレット、マセドアンサラダ、マドレーヌを作ります。

どのような料理なのか楽しみですね。

 

師範台にて先生のデモンストレーションを受けている様子です。

作業のポイントや、食材の切り方など必死にメモをとっていました。

大学ではメモは必須です!この後に調理作業に大きくかかわります。

 

ここから、各班に分かれて調理開始です!

コロナ禍の影響もあり、例年の半分の人数で実習を行っています。

少人数でも各班協力をして実習に取り組んでいますね。

実習中には担当教員が見て回り、丁寧に指導されていました。

先生が見て回って下さると安心して調理ができますね。

コートレットの添え物の人参を切っています。

シャトー切りという切り方で丸くなるように面取りをしていきます。

皆さん綺麗に切れていました。

‘ドンドンドンドン‘と調理室に音が響き渡っています!

コートレット用のお肉をたたいていました。

たたくことで繊維をつぶし、お肉を柔らかくしているようです。

完成!!

コンソメスープはお肉、野菜から出汁をとりました。

顆粒とは違う味を感じることができますね。

授業では和食、洋食、中華の出汁のとり方の違いを学ぶことができます。

 

また、料理に合った野菜の切り方をすることでおいしさ、見栄えが良くなりますね。

どの料理も美味しそうです!

実習後は試食です。皆さん美味しそうに食べていました。

感染対策として一方方向を向いて黙食で試食しています。

 

今後もこのように対策を行いながら、学生が楽しく学習できるようしていきます。

みなさんは、「ナッジ」という言葉をご存じでしょうか。

人の意思決定には独特のクセがあることを踏まえて、よくない行動を指導、禁止したりするよりも、環境を整えて本人や社会にとって望ましい行動ができるように「そっと後押しする」という意味です。これを用いた行動変容の手法が、近年注目されており、男性用便器にハエのマークをいれたらトイレのマナーが向上した、放置自転車の多い場所に「ここは自転車捨て場です」と張り紙を貼ったら放置自転車が減った、などの事例が有名です。

看護学科2年生では、健康生活支援論Ⅰの講義において人々の保健活動についての学修を深めます。看護というと、病院等で病気や障害をもつ人々への働きかけを思い浮かべる人が多いと思いますが、病気や障害の予防も看護の重要な役割です。そこで、ゲストスピーカーとして横浜市保健師でNPO法人Policy Garage理事の高橋勇太さんに「ナッジの利いた保健活動とは~人々の健康生活をそっと後押ししよう~」というテーマでお話しをいただきました。

ナッジに関する基本的なお話しを中心に伺いながら、具体的な事例として、市町村から送付される健診案内の例から、「どうしたら健診を多くの人に受けてもらえるか」といった「人の行動をどう考えるか」というテーマを一緒に考えあいました。

学生からは「規制に頼ることなく望ましい行動ができるよう支援することはとても良いことだと思った」「日々の生活の細かなところに組み込まれていることや、環境を少し工夫するだけで人の行動を変えることができると知り興味をもった」「ナッジは、病院などの場でも活用できると思った」など、多くの学びに関する感想や、ナッジを活用した新たなアイディアも聞かれました。

みなさんのまわりにも、「ナッジ」をいかした行動変容に向けた工夫があるかもしれません。見つけてみると面白いかもしれませんね。

図書館では6月30日まで、ナッジに関する書籍展示コーナーを設けています!在学生はぜひ足を運んでください。

 

最後に、学生が考えた講義に関する俳句を三つ掲載します。

  • 変えていく そっと背中を 押す支援
  • 世の中を 変える力を 感じたよ
  • 意思決定 ナッジでそっと 後押しを