2019年5月アーカイブ

30年間続いた平成が幕を閉じ、ついに188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@の時代がやって参りました。

4月初頭の入学式から1カ月半が過ぎましたが、栄養学科では着々と実験?実習が進んでおります。

入学、進級、はたまたゴールデンウイークと大きく環境が変わる季節ですが、本ブログをご覧になっている皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

今年度も看護栄養学部栄養学科では、栄養士?管理栄養士を志す先輩方がどのような勉強をしているのか、ブログを通して紹介していきます!

 

さて、2019年度第1回目となる今回は、栄養学科2年次前期に行われる「食品化学実験Ⅱ」を覗いてみましょう!

???突然ですが、皆さんは食品化学実験と聞いて、どのようなイメージがありますか?

「食べ物で実験するのかな????」「食べ物の成分を調べるのかな????」など、色々なことが思い浮かぶのではないでしょうか。

 

食品化学実験は、1年次後期と2年次前期に分けて行われ、食品に含まれる様々な成分について、栄養学?調理学?食品学の知識を関連付けて学んでいく実験になります。

 

今回皆さんが取り組んでいるのは、お茶の渋み成分であるタンニンの量を調べる実験です!

それでは早速のぞいてみましょう!

 

まずは三角フラスコでお茶を作ります。これも実験ならではの抽出方法ですね!

 

 

お茶を濾過して茶葉を取り除きます。こぼさないように慎重に???。

 

試験管にお茶を移して、試薬と反応させます。色の変化がタンニンの量を知る鍵となります!

 

 

専用の機械で測定中。正しい実験操作ができていれば、おのずと結果はついてきます。

 

皆さんは、沸騰させたお湯で淹れたお茶と、水出しのお茶で味を比べたことはありますか?

お茶の風味は旨味、甘み、苦み、渋みのバランスによって表現されますが、茶葉が同じでも、味は使う水の温度や時間によって大きく変わります。

 

授業では、渋み成分であるタンニンは、冷たい水で淹れるよりも熱いお湯で淹れた方が多く抽出されることを学びます。これを実際に調べて体験的に学ぶのが実験?実習なのです。

ある学生が背景を白にして、色の変化を見やすくしてくれました。結果は予想通りだったかな?

 

もちろん1人で参考書を読んで勉強することも大事ですが、班員と協力して試行錯誤し、得られた結果をレポートにまとめることで、授業で習得した知識を確認できるだけでなくコミュニケーション能力を磨くことにつながります。

 

まだ今年度は始まったばかりですが、是非いろいろな経験を積んで管理栄養士としての土台を固め、次の学年に進んでいってください。

 

 

 

510日(金)のお昼休み

ラーニングコモンズに手作りロボットのロビくんがやってきました。

講師は、渡邉多恵子教授です。

ロビくんを一目見ようと、お昼休みにも関わらず、たくさんの学生や教職員が参加してロビくんと触れ合いました。

 

ロビくんに渡邉教授が優しく語りかけます。

「ロビくん。こんにちは。みんなにご挨拶して。」

「歩いて見せて。」

ロビくんは「OK!!」とかわいいお返事をして、歩き出します。

 

 

「さぁ、次は、ロビライド(ロビくん専用の乗り物)に乗るよ」

「OK!!」ロビくんは、用意されたロビライドに、ゆっくり片足ずつ乗り込みます。

 

 

ロビライドに乗って、ロビくんは、なんとダンスを披露してくれました。

動画でお届けできないのが残念ですが、軽快なリズムに合わせて踊ってくれました。

 

 

自己紹介もしてくれました。

「身長は34センチ。体重はリンゴ3個分くらいかな」ロビくんが答えます。

 

 

その他、ロビ音頭を踊ってくれたり、みんなで旗挙げゲームも楽しみました。

 

 

「赤挙げて!白挙げて!!赤下げないで白下げて???」

 

 

 なんとロビくん、スクワットまで披露してくれました!!

 そして、最後に私たちに絵本を読んで聞かせてくれました。



色々なことができるロビくんに、みんなびっくり!!

そして、そのかわいらしさにみんなで癒されました。

  

 最後に渡邉教授から、「今後はロビくんから、学生さんへの課題を出してもらったり、高齢者施設を訪問し、ロビくんと一緒に身体を動かしたり、子どもとのコミュニケーションに活用していきたいと考えています。」というお話をいただきました。

 近年、高度な医療技術を提供する医療用ロボットや高齢化社会に対応すべく介護用ロボットなど、様々な医療分野でロボット開発が期待されています。

 厚生労働省と経済産業省では、自立支援による高齢者の生活の質の維持?向上と介護者の負担軽減の両方の実現を図るため、「ロボット技術の介護利用における重点分野」を新たに改訂するなど、ロボット開発を推進しています。

 

 まだまだ、一般的な普及には時間がかかりそうですが、人間とロボットのお互いの強みを生かしあい、医療や介護を必要とする人々への幅広い支援に繋がるとよいですね。

 

 今回のラーニングコモンズ イベント企画では、そんなロボットとの生活について考える有意義な時間となりました。

 渡邉多恵子先生 ありがとうございました。