2021年5月アーカイブ

みなさんこんにちは!

肌寒かった4月から、1日を通して過ごしやすい季節へ変わりました。

本学は感染症対策を行いながら、様々な授業形式を用いて実施しています。

みなさんも、引き続き体調管理?感染症対策をきちんと行っていきましょう!

 

さて、今年度も先輩方がどのような実験実習をしているのかブログを通してご紹介していきます。

第1弾は、3年生前期に行われる『応用栄養学実習』を覗いてみようと思います!

 

今回の授業は、自分自身の栄養状態を客観的に評価するため、どうやらパソコンで栄養計算ソフトを操作するようです…。

 

事前に連続した3日間の食事を記録してもらい、栄養計算ソフトを使って1日のエネルギー摂取量を求めています。

今年度ご着任された阿曽菜美先生が、学生の質問に答えています。

 

食材をすべて記入するのは大変ですが、自身の食事を見直す良いきっかけにもなりそうですね。

 

こちらの学生は、自身の24時間の生活活動記録をもとに、どれくらいのエネルギーを消費したのか求めています!

求めるには「メッツ(METs)」という運動強度の単位を用います。

睡眠?歩行?授業などなど…ひとつひとつに「メッツ」が存在しています。

行動が数値化されると、よく活動した日、のんびりしていた日がはっきりとわかりますね。

 

今回の授業や以前実施した身体測定をもとにして、自身の栄養評価を行っていくことになります。

 

この授業のポイントを阿曽先生に伺いました!

身体測定や食事調査による栄養評価は、対象者さんの栄養ケアを行っていくうえで、とても重要な情報源となります。この授業では、栄養評価の手法を身に付けるのはもちろんのこと、自分自身を対象に評価を行うことで、対象者さんの気持ちを理解することや、自分自身の食事や生活習慣について見直すことも目標としています。

 

現在履修中の学生もぜひ参考にしてみてください。

51歳でアルツハイマー型認知症と診断された佐藤雅彦氏は、診断後のご自身の体験、幸せな点、社会に訴えたいこと、幸せの条件、生きるための3ヶ条、いかに生きるか、困ってはいないが不便な点とその対策などを説明してくださいました。

 

ホームページを通して、作成した絵画や塗り絵、撮影した写真について説明してくださいました。

佐藤氏HPは以下からアクセスできます

https://www.sato-masahiko.com/activity/

 

 

講義ではご自身がデザインしたステキなTシャツを披露してくださいました。

 

学生は、看護師にどのように対応してほしいか質問しました。その回答として、

?   正面から声をかけてほしい

?   一時しのぎの嘘はつかないでほしい

?   上から目線ではなく平等な立場で「一緒にやりましょう」「一緒に楽しみましょう」と言ってほしい

?  個性?好みを尊重してほしい

?   一度に複数の指示を出さないでほしい

?  不機嫌な態度で接しないでいつも笑顔で接してほしい

など、たくさん教えてくださいました。

終了後の学生の感想には、講義をしてくださった佐藤氏への感謝とともに多くの学びが記載されていました。いくつか抜粋してお知らせします。

?   認知症に対する印象、考え方が変大きく変わった

?   認知症だからといって、できないわけではない、特に私たちと何も変わらない

?   出来ることを奪わず、したいことに挑戦できる環境を作ることを意識できるようにしたい

 

とても有意義な60分間でした、講義をしてくださった佐藤雅彦氏に深く感謝しています。どうもありがとうございました。

 

新学期がスタートし、早くも1ヶ月が経ちました。188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@感染症によって誰もが初めての経験に戸惑いつつも、徐々に生活の一部になりつつある人もいるかもしれません。夢を持ち入学した1年生、入学したもののオンライン講義が主体となり、友人との楽しいキャンパスライフにも制限がかかった状態で迎えた2年生、就活や国試に向けてラストスパートをかける4年生など、それぞれがやり場のない不安を抱えながらも、新たな日常を歩んでいるのではないでしょうか。

 

さらには、高校3年生へ進級した方も、受験の年となり多くの不安を抱えていることだと思います。ですが、今は皆が協力して感染拡大を抑え、共に乗り切ることが大切になります。再び元の日常に戻れることを信じて頑張りましょう!

 

ではでは、とても大切ですが、硬い話は終わりにして…。

今月は看護学科の保健師課程特集と題して、看護師国家試験取得だけでなく、保健師国家試験取得を目指す保健師課程に関して、実際の学生の立場から様々紹介させていただきたいと思います!

 

「そもそも保健師は看護師と何が違うのか…?」

 

簡単に言うと、看護師は「人が生きる、そして暮らしていく事を支えるため、病気や怪我の治療や療養上の世話をする職業」です!そして、保健師は「人が生きる、そしてよりよく暮らしていくために病気や怪我を未然に防いだり、健康増進を行う”予防”を支援する職業」です!主に地方自治体や、企業に就職します。


188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@看護栄養学部看護学科では、看護師の資格と合わせて希望により保健師の資格も取得することができます。

 

そこで、受験を控えている高校生、身体の構造や看護の基本を学んでいる1年生、さらには領域ごとに専門的な看護の学習が始まった2年生、全ての皆さんに、現在保健師の学習をしている学生の立場から生の声を発信し、個人個人の将来を決定する上で参考になれば幸いです。

 

それでは、保健師課程の具体的な内容について、先日行われた保健所実習の内容なども含めて、紹介させていただきます!

 


 この写真は保健所実習に行った地域で撮影したものです!

看護師の実習と聞くと病院を想像する方が多いと思いますが、保健師は主に地域の保健所や保健センターで実習を行うため、実習先によっては海に面した地域に参加することもあります!景色に癒されました。

 

 

実習先では主に、保健師の業務内容や地域の特徴とともに、具体的にどのような支援が必要になるのか、難しいですがとても大切な保健師の役割を学習してきました!

 

もちろん実習には、前後の課題があるので大変ですが、自分で考え学び、肌で感じることができるので実習はすごく大きな経験になります。大学の先生方は、とても親身になって指導してくださいますし、ともに参加する保健師課程の仲間の存在も大きいです!

 

保健師を目指してみようかな!と、思っている2年生や、まだわからない!と思っている1年生、高校生、それぞれ個人で思い考えていることがあると思いますが、保健師を希望するか否か「選択」を乗り越えた私たちから言えることは「1人で悩まず誰かに相談してください!」ということです。色々な意見をたくさん吸収して考えてみてください。自分の中で1つ答えが出せると思います!

 

ではでは…これからも看護学生の生の声として、いろいろな事を発信していきたいと思います!

 

看護学科3年:向日葵?百合