2018年5月アーカイブ

学内広報誌であるTogetherの表紙撮影を行いました。そのメイキング風景を一部ご紹介いたします。

次回7月号の表紙は千葉第二キャンパスの担当で、栄養学科3年生が今回表紙を飾ります。

 

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今回は、3年生前期に行う応用栄養学実習についてご紹介します。
応用栄養学実習では、全15回の実習の中で栄養アセスメント?栄養管理計画?献立作成など、一連の栄養士業務について実践的に学びます。

栄養アセスメントとは、対象者が普段どのような生活を送っているのか、血液検査や尿検査の結果に異常はないのか等を詳しく調べて、栄養状態を把握?評価することです。この栄養アセスメントは、対象者に最適なアプローチをする為にはとても大切な業務といえます。

実習内では、自分自身を対象者として様々な検査?計測?調査を行い、そのデータをまとめていきます。電卓が必須アイテムです。

さて、この日は第6回目の実習でした。
学生は5回までに身体計測?食事調査?歩数計を使ったエネルギー消費量の調査?血液検査?尿検査を行ってきたので、それらのデータを用いて栄養状態の判定?評価をします。

授業風景を覗いてみると、

栄養学科ブログ実習紹介「応用栄養学実習~栄養アセスメント~」授業風景
授業の最初は先生の説明。

栄養学科ブログ実習紹介「応用栄養学実習~栄養アセスメント~」
電卓を使って計算。身体計測の結果を見て、栄養状態を評価しています。

栄養学科ブログ実習紹介「応用栄養学実習~栄養アセスメント~」2

こちらは、食事調査で把握した食事の量や内容と、歩数計を用いて調査した消費エネルギーを総合的に評価しています。
すべてのデータを評価した上で出てきた課題に対して、最優先に改善するべきことは何なのか、どのようにしたら改善できるのかを良く考えて、自分の言葉で書いていきます。

このように、応用栄養学実習ではたくさんのプリントが配布され、プリントに沿って栄養アセスメントを進めていき、この先の栄養管理?献立作成へとつなげていきます。

栄養学科では1年~3年生まで18個の実験実習を行います。ブログを通してこれらの授業風景をご紹介いたします。

まずは、2年生の前期に行う生化学実験についてご紹介します。
生化学実験は、1年生の講義で習得した知識をもとに、色々な器具や試薬を使って実験し、三大栄養素として知られる「糖質(炭水化物)」、「脂質」、「タンパク質」の性質を学んでいきます。

栄養学科ブログ実習紹介「生化学実験」1
試薬の準備中。実験ではチームワークが大事

栄養学科ブログ実習紹介「生化学実験」2
反応前はきれいな青色していますが、糖と反応すると????

皆さんは「糖質」と聞くと何が思い浮かぶでしょうか。
お店の食品売り場には、砂糖だけでなくオリゴ糖やブドウ糖なども並んでいますが、片栗粉などのデンプンも糖質に含まれます。

他の糖質として、果物に含まれる果糖、牛乳に含まれる乳糖などが挙げられますが、清涼飲料水などに含まれる人工甘味料は糖質ではありません。砂糖と同じで甘いのに、何だか不思議ですよね。

実は、砂糖、果糖、ブドウ糖など、糖質はそれぞれ違う構造と性質をもっています。そこで生化学実験では、これらの違いを利用した「モーリッシュ試験」、「ベネジクト試験」、「バーフォード試験」、「ヨウ素試験」という4種類の試験法を使って、糖質の特徴を確認しています。

栄養学科ブログ実習紹介「生化学実験」3
レポートにまとめるのにスマホでパシャリ

栄養学科ブログ実習紹介「生化学実験」4
理解が深まるように最後は解説

「糖質」、「脂質」、「タンパク質」は私達が生きていくために必須となる栄養素ですが、食品から摂取する過程では酵素による消化が必要となります。 今後の生化学実験では、私達の体の中で働いている消化酵素についても扱っていきますので、全15回の実験が終わる頃には、きっと今より数倍理解が深まっていることでしょう。

5月5日(土)、6(日)に加曾利貝塚内で行われた春祭りに、188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@栄養学科4年生が参加しました。晴天に恵まれた2日間ですが、両日で約1万人の来客で賑わっていました。

加曾利貝塚春祭り 看板準備
店舗に看板を掲げる準備をしています

昨年の卒業生が「食と地域創生~海苔消費量増大プロジェクト~」の一環で開発した1つである「ノリノリプリン」も地域店舗(Brasserie Bleuさん)のご協力のもと、さらにパワーアップしてお目見え。午前中で完売となりました。ありがとうございました。

加曾利貝塚春祭り 海苔プリン販売開始
開始からどんどん売れています(Brasserie Bleuさん)

加曾利貝塚春祭り 海苔プリン登場
海苔プリン登場

加曾利貝塚春祭り 海苔プリン完売
すぐに完売しました

また、加曾利貝塚で非常に多く発掘されている貝『イボキサゴ』に注目し、今回、「イボキサGo」という企画でも栄養学科の学生が大いに活躍いたしまた。
イボキサゴとは小さな巻貝で現在、商品価値はありませんが、煮るとなんともコクのあるお出汁が出来ます。それを今回、ライスコロッケ、ラーメン、トマトスープ、たこ焼きなどに現代風にアレンジメントして出品されました。どれも多くの行列の中、みなさん楽しんでいただき、祭りの彩りを添えることができました。

加曾利貝塚マスコットキャラクター「かそりーぬ」と
加曾利貝塚マスコットである「かそりーぬ」と一緒に

イボキサゴは小さい巻貝です

縄文人現る! インタビュー開始!

秋にも加曾利貝塚ではお祭りがありますので、188体育平台_188体育博彩-【官方唯一授权】@栄養学科としてブースを出す計画も現在されています。