公衆衛生看護展開実習(保健師課程)が終了しました!

看護学科では、希望者による学内選抜制により保健師国家資格の受験資格を得ることが出来ます。

 

4年生保健師課程科目である公衆衛生看護展開実習では、例年は市町村保健センターでの実習、産業保健実習(君津製製鉄所、君津健康センター)、学校保健実習(千葉市内の小学校)を行っています。

 

しかし、コロナ禍において学生と住民の健康を第一に検討した結果、今年はオンライン&ソーシャルディスタンスを保った学内実習となりました。

 

3週間のうち、2週間は地域の健康問題を考える地域診断の発表会や新生児家庭訪問のロールプレイ演習、健康教育の発表会を行ったり、実際に子育てをされているお母さんの話を伺ったりして、保健師の専門的支援技術についてリアリティーをもって主体的に学ぶことができました。

 

 新生児訪問のロールプレイ演習風景。しっかり準備して自信を持って行えました。

 

 健康教育発表会の様子です。

 

残り1週間は現役の養護教諭や産業医の講話を聞いたり、メタボリックシンドロームをもつ労働者の保健指導のロールプレイを行ったりし、学校保健と産業保健についてしっかり学ぶことができましたね。

 

最終発表会はオンラインで行い、「保健師の役割とは?」というお題で、これまでの学びの集大成を発表しました。

 

コロナ禍で臨地実習はできなくとも、じっくり考え、主体的に取り組むことができる学内実習ならではの強みを活かし、学びを深めることができましたね。

 

教員一同、国家試験の全員合格と卒業後の活躍を期待しています!