成人看護学実習Ⅱ?Ⅲにおける病院実習の取り組み...

皆さん!こんにちは!朝晩寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は看護学科の成人看護学実習についてご紹介したいと思います。

3年生のメインイベントである看護学実習!各領域実習において(成人、母性、小児、老年、精神、在宅)学生がこれまで知識?技術を半年間かけて統合する場です。

例年は、成人看護学実習Ⅱ(慢性期)、成人看護学実習Ⅲ(急性期)、合計4週間の病院実習を行っています。

しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で、多くの病院施設から病院実習のお断りを受け、日本全国の看護学生が学内実習やオンライン実習での対応を余儀なくされています。

このような中で、看護学科では限られた時間の中でも「病院実習を学生に経験させてあげたい。」という思いのもと、検討に検討を重ねて、成人看護学領域では病院実習をスタートしました。

 

わずか、1週間の限られた期間ですが、病院実習では、実際に患者さん、看護師さんから毎日様々なことを教えてもらい、大学でのこれまでの学びを基に、患者さんにケアを提供させていただきながら実習を行っています。

 

実習をしている学生からはこんな感想をもらっています。

「患者さんと実際に関われて大変だったけど、楽しかったです。」

「患者さんが少しずつ良くなっていく姿を見てとても嬉しかったです。」

「他の職種の人々との連携が見られて勉強になりました。」

 

学生は、病院という現場で看護について多くのことを学んでいます。

また、パソコンの画面上ではなく、久々に会う同級生と実際に話せることを新鮮に感じながら病棟のカンファレンスでは活発な意見交換がなされていました。

 

もちろん、学生は実習開始の2週間前から体調管理に努め、毎日の健康チェックを行い、3蜜を回避するなど、徹底した感染防止対策を行っています。

手洗い、うがい、マスクの着用はもちろんのこと、抗原検査、フェイスシールドの着用など、受け入れていただく実習病院ごとに決められた対策に沿って実習しています。

これまで培ってきた実習病院の方々とのご縁に感謝して、これからも可能な限り学生の学びの場を提供していきたいと思います。

 

病院実習の最終日には、病棟の看護師長さん、学生指導者さんにもカンファレンスに参加して頂き、ご指導を頂いています。